阿蘇高原と鹿児島万世特攻平和記念館
柔らかな草原の上を風が走る、霧が晴れた熊本の阿蘇、やまなみハイウェイ。あーまたあの風に吹かれたい。
作りたてのヨーグルトを一気飲み!足湯と書かれた看板の横には「熱湯」の文字、入れず(笑)。
終戦記念日、鹿児島県の万世特攻平和記念館を訪ねた。終戦一年前に造られた特攻基地だったと知る。わずか4ヵ月間で201名もの若者が特攻で亡くなった場所。その中に2名の高知出身者。慰霊碑の前に立つ時、黙祷アナウンスが流れ、頭を下げ、汗を拭きながら平和を強く強く祈り、誓う。目の前に広がる吹上の青い海、600m沖の海底から平成4年には『零戦』が引き揚げられた。本物が展示されているが、迫力と共に悲しい。
特攻兵士の残した手紙、「朗らか隊」とも呼ばれ笑顔のたえない青年たち第72振武隊の新井一夫少尉は、出撃前「想い返せば、長い様で短い二十二年の人生、重なる不幸をお許し下さい。・・君が為、花と散る身の悦びを胸に抱いて、我は征くなり」と書いた。第72振武隊の出撃2時間前に撮られた写真。中央で子犬を抱く特攻兵は17歳。
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