パン屋さんの閉店
真っ黒に日焼けした大学生たちが笑顔で自転車に乗る。大人はみんな経験してきた青春時代。
この夏、有名なパン屋さんが閉店した。アルバイトの大学生や店主も5人が失業。
店主は50代「従業員の給与はちゃんと払ってきたが自分の賃金は、ほとんどなかった」とコロナ禍で苦しい商売の実情を冷静に語る。
私は泣いてしまった。
全国に130店舗を超す店を持つ大手パン会社の請負店だった。
始め正社員で雇われていたが昨年、会社から請負へ転換を勧められていた、その最中の8月5日、本社から「今ある材料が尽きれば店は閉めます」と、一方的な通告を受け4日後に店は閉まった。本社の社員であれば、この様な閉店や解雇はありえない。
請負業がゆえ、閉店しても何の保障や支援もなく自己責任なのだ!
一緒に給付金や貸付金、税や保険料の減免申請に庁内をぐるぐる回った。
聞いたことない制度の名前や場所。支援が行き届くことの難しさを痛感した。 生きることを助けるワンストップ窓口が今いる!
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