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2023.01.26

子どもが大事なら戦争はするな!

 丸々とした黄色いキンカンの実に感動しながら一軒一軒、訪ねる。
 なぜか、同世代の近所の人に「お母さん」と呼ばれている一宮の陽子さんは、元気な80代「平和が一番大事だよねー」と目を細め語る。
陽子さんをお母さんと慕う女性は戦争で父を亡くした。陽子さんは女性が奪われた物、人の温かさを埋める存在となっている。
父がいない生活がどれほど辛いか、残された女性や子どもが、いかに酷く苦しんできたかを教えてくれた。
女性は戦後、中学生の頃だろうか、男性に襲われそうになっても見て見ぬふり、助けてもらえない時代だったとリアルに話す。
 家父長制の時代は父親がいないだけで軽視され、肉体的、精神的にも踏みつけられるという。戦争経験者たちの辛さを改めて知る。現代も同じだと、怒りが湧く。
 紛争や戦争による避難民は全世界に8,930万人も存在し、増えている。
41%が18歳以下だとUNHCRは異常事態を警告しているが、岸田政権は戦争準備の予算を5年間で17兆円も増やすと言う。
反省はないのか、消えない戦争の傷を知れ!子どもが大事なら戦争はするな!

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すさまじい物価高騰! サランラップ1本408円 

軒並み値上げ、家計を直撃

 聞いて!と言われる、「ガス代を去年と比較したら使用量が同じやに約18%も上がっちゅう」と50代、独り暮らしの女性が訴える。
「スーパー行っても、なんちゃー買えん」との声。調べると、子どもに人気のかっぱえびせんやポテチが一袋20円の値上げ、マックのハンバーガーは110円から170円に。
 目を疑いましたが、サランラップは4倍近くの値上げです。賃金も年金も上がらないままでは、暮らしは破綻します。

政府の「異次元」に、だまされないぞ!

 岸田政権は「異次元」という言葉を使い、あたかも大規模な支援がある様な印象を与えていますが、錯覚です。借金と増税です。
岸田首相は年頭、経団連の会合で「大企業の皆さん、賃金引き上げをお願いしたい」と述べましたが、お願いで上がるはずはありません。自治体の非正規職員の賃金は少し上げる方向を示しましたが、民間の労働者も同じく上がらなければ、暮らしも経済も破綻します。どう経済を守り、賃金をあげるのか。

お金がないわけではありません

 国は税金で大企業に支援をしてきましたが、使われず溜め込まれています。だったら、中小企業の支援に回し、賃金アップや正規雇用を増やす事に使えるよう、国が動くべきです。


  

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ロウバイと若者たち

「いい香りですねー」ロウバイが咲く家、ある電気屋さんを訪ねた。年末の大雪で「仕事も収入も急に止まった」と話す。次の日、愛宕事務所には近所のおじいさんが冬の花「水仙」を届けてくれ、商売の話しやお年寄りの生活の大変さを教えてくれる。
 事務所の手伝いに来てくれる同世代は、私と一緒に街の人々に会い、対話し、町の状況を知っていく。
彼女は「愛さん!今日はね・・」と私がいない時の様子、街の声を教えてくれる。事務所の記録ノート、それを読むのが面白い。隣の家の猫に話かけている人に自分から挨拶をしてみたと書いてある。普段は仕事と家を往復、知らない人と話すことなんてない日々。 チラシ一枚渡すのもドキドキしている様子が伝わる。
 その次の日、子どもを連れてきたママさんは自分がしている事を見せたかったと言う。この母は早朝の街頭宣伝に参加しマイクも握った「子育ては大変です。子どもの医療費も給食代も無料化して欲しい!一緒に声を上げてください」と訴えた。
一人一人の政治を変えたいという姿や行動は連鎖する、必ず社会を動かす力になると私は信じている。
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高知県 フードリボン第1号店

高知県 フードリボン第1号店
店主「もっと知って、来て欲しい」
帯屋町チェントロ 2階へ、どうぞ。『健康志向食堂』 を訪ねました。美味しい!と、子どもが、安心して無料でご飯を食べられる場所が開設。全国組織である「フードリボン」事業。ここは高知の1号店で、200円寄付すると食事のチケット一枚に変換され、子どもはチケットをもらい食事ができる仕組みです。女性店長は、食堂以外の子ども支援の事も知って欲しいと熱意を丁寧に語ります。
1673834225512 行政の姿勢が問われる
 
こういった民間の取組みを「社会的資源」として、また子育てを支援するパートナーとして大事にすることが行政の責任ではないでしょうか。
市民に広く知らせ、協力を呼び掛けることも大事ではないでしょうか。

 

 

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学校給食 最大年間5,520円値上げ! 

物価高騰に耐えられない現場 そもそも学校予算が少なすぎる

 昨年末、市の教育委員会は定例会を開き令和5年度の小中学校給食費を一食あたり20円~30円の値上げとすると決定しました。
一人当たり年間で小学校4,750円、中学校5,520円の値上げとなります。
 教育員会担当者は「この値上げ回避に必要な予算は約8千万円」、「災害級の物価高騰へ対応せざるを得ない」、「無料化した自治体もあるが高知市は財政見通しが立たない」と話します。高知市の場合、学校給食費は約8千万円あれば、値上げ回避が可能です。

なぜ、市議会に諮らず決定するのか

市の学校給食は「学校給食会」が管理運営を行っているためですが、他都市では議会に予算を諮る事が出来る一般会計や特別会計で対応している自治体もあります。高知市でも今後の対応が問われてきます。

災害と認識した予算配分を求める

 高知市には毎年、予備費が2億円~3億円程あり、災害対応などに使われてきました。
賃金が上がらない中での物価高は災害級であり市の判断、無駄遣いの見直しで、せめて値上げは回避すべきではないでしょうか。

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2023.01.11

短歌と千代子

新年はうさぎ年、年女に。新事務所に短歌が届く。
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言葉の一つ一つに情熱と勇気を貰う。人生の先輩であり、幾多の闘いをくぐり抜けてきた大先輩の心を感じ、貴重な言葉を頂き『感激の年明け』となる。映画「伊藤千代子」では平和や労働運動の為に、たたかう女性たちがノンフィクションで描かれた。
映画監督の桂氏は喫茶店で構想を語った時、「民主運動の映画は過去にもあるが多くは男性が主人公、今回は普通の女性、伊藤千代子を取り上げたい」と。千代子は映画の中で労働運動に目覚めるが、思想弾圧による拷問で「生きたい」と言葉を残し獄死する。戦争という時代に奪われた人生。新しい戦前とも言われる今、千代子の言葉と大先輩の歌が響く。

 返歌「根を伸ばし、催眠からも目覚めたつ、女達こそ、ページぞ開く」
           
平和を守る次世代の一人として働きたいと思う。

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5年間で防衛費43兆円 大増税

『もう税金払えんで』の声

  何もかも値上げ、なのに年金は下がり医療や介護負担は増やすと言う政府、働く世代の実質賃金はコロナ前から10年間で24万円も減った。この時に、国はトマホークに5兆円使うと。アメリカに約束した軍事費は5年間で、17兆円増の43兆円。財源は法人税を引上げ、社会保障費は削り、借金も増やすと言うのです。

この『つけ』を誰が払うのか!

将来を生きる若い世代、生まれくる子ども達が負うことは明らかです。4月の県議・市議選挙は地方から政治を変える大事な戦いとなります。

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賃金が上がる政治へ、平和とくらしを守り抜く!

《 地方選挙まで3ヶ月切る 》  愛宕町に事務所を増設!   今年は選挙の年、身近な議員としての姿勢が、厳しく問われていると実感しています。   暮らしを守ると変革を語るならば、私自身にはもっと積極的な構えが必要だと、同世代とも話し愛宕町2丁目に事務所を増やしました。  場所は、愛宕商店街の高架下で開かれている、金曜市から高架沿いに150mほど東、高知駅から西へ徒歩1分の所です。(横山麺業の北側)   賃金上がらずして景気回復なし  物価の上昇に応えた賃金アップが必要です。 「物が買える、物が売れる」経済をどう取り戻すのか。労働者の7割が働く現場である中小零細事業者を支援する事が一番の『カギ』です。財源は軍事費の拡大をしなければ十分にあります。

 政府は年間の防衛予算を5年間で43兆円に17兆も増やすとしていますが、例えば4600億円あれば日本で目が不自由な人全員に盲導犬を買えます。 

年間4兆円あれば全大学の授業料を無料にして、介護の自己負担をなくしてもお釣りがくる額だと言います。 今の政治はおかしいと県民の立場で、まじめに働くことができる議員を増やしてください。   

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