ロウバイと若者たち
「いい香りですねー」ロウバイが咲く家、ある電気屋さんを訪ねた。年末の大雪で「仕事も収入も急に止まった」と話す。次の日、愛宕事務所には近所のおじいさんが冬の花「水仙」を届けてくれ、商売の話しやお年寄りの生活の大変さを教えてくれる。
事務所の手伝いに来てくれる同世代は、私と一緒に街の人々に会い、対話し、町の状況を知っていく。
彼女は「愛さん!今日はね・・」と私がいない時の様子、街の声を教えてくれる。事務所の記録ノート、それを読むのが面白い。隣の家の猫に話かけている人に自分から挨拶をしてみたと書いてある。普段は仕事と家を往復、知らない人と話すことなんてない日々。 チラシ一枚渡すのもドキドキしている様子が伝わる。
その次の日、子どもを連れてきたママさんは自分がしている事を見せたかったと言う。この母は早朝の街頭宣伝に参加しマイクも握った「子育ては大変です。子どもの医療費も給食代も無料化して欲しい!一緒に声を上げてください」と訴えた。
一人一人の政治を変えたいという姿や行動は連鎖する、必ず社会を動かす力になると私は信じている。
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