学校給食 最大年間5,520円値上げ!
物価高騰に耐えられない現場 そもそも学校予算が少なすぎる
昨年末、市の教育委員会は定例会を開き令和5年度の小中学校給食費を一食あたり20円~30円の値上げとすると決定しました。
一人当たり年間で小学校4,750円、中学校5,520円の値上げとなります。
教育員会担当者は「この値上げ回避に必要な予算は約8千万円」、「災害級の物価高騰へ対応せざるを得ない」、「無料化した自治体もあるが高知市は財政見通しが立たない」と話します。高知市の場合、学校給食費は約8千万円あれば、値上げ回避が可能です。
なぜ、市議会に諮らず決定するのか
市の学校給食は「学校給食会」が管理運営を行っているためですが、他都市では議会に予算を諮る事が出来る一般会計や特別会計で対応している自治体もあります。高知市でも今後の対応が問われてきます。
災害と認識した予算配分を求める
高知市には毎年、予備費が2億円~3億円程あり、災害対応などに使われてきました。
賃金が上がらない中での物価高は災害級であり市の判断、無駄遣いの見直しで、せめて値上げは回避すべきではないでしょうか。
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