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2023.07.06

県議会 パワハラ 申し入れ

2023年7月3日 総務委員長に提出しました。  

総務委員会におけるパワーハラスメントと言える事案への厳正な対処を求める要請書

日本共産党高知県議会議員団

6月30日の総務委員会審議中、自由民主党の三石文隆議員が、日本共産党のはた愛議員、中根佐知議員の発言に対し、机を叩き、大声で威嚇するという行為がありました。この間、5月臨時議会、業務概要調査、および出先機関等調査において、議員の発言権・調査権を侵害し得る言動が繰り返されており、新人議員・女性議員に対する重大なパワーハラスメントと言える事案として、厳重に抗議いたします。

高知県議会は、議会基本条例前文にて「自由闊達な議論を重んじること」を規定しています。本件事案のような威嚇・パワーハラスメントと言える行為は、許されるものではなく、自由闊達な議論を阻害することは明らかです。
私たち日本共産党高知県議会議員団は、本件事案を、県民生活の向上に寄与すべき県議会において自由な議論を不当に阻害し、当会派、新人議員・女性議員の発言権を侵害したものであると考えます。

各々の会派によって主張が異なることは当然ですが、議員一人一人が県民の負託を受けた責任を自覚し、互いの意見を尊重し議論を尽くしてこそ、県議会の役割が担保されます。

 つきましては、自由闊達な議論を通じ、県民生活の向上及び県勢の発展に寄与するという高知県議会の役割を全うするため、委員長として本件事案に厳正に対処し、公正な委員会運営を保障して頂けるよう、強く要請いたします。

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2023.07.04

自民 パワハラ体質、今も継続か

自民党三石県議は、私達共産党女性議員に対し、総務委員会質疑の場で、机を叩き、大声で「発言中じゃあぁ、恫喝らあて、お前!」と威嚇。パワハラの定義を知らないのでしょうか。高野問題で自民党は何を学んだのか。
本来、議案質疑以外に意見を言いたい等の場合、「休憩」を入れ、調整して議論を再開する。しかし自民党の委員長は、三石県議に言われるがまま議案以外の発言を今回以外も許してきたが、そういう議事進行や言動に対し、私が手を上げても指名しない事もあった。理不尽極まりない。大声で怒鳴り机を叩く行為は議論の場を萎縮させる行為。3日新聞報道を受け委員長が注意、叩いた事を認めたが謝罪はなし。委員会質疑をネット公開せよと思う。発言・調査権の侵害する実態を広く知って欲しい。
土佐清水市の若い先生が、セクハラの末に退職。行政のすべき対応ができていない事も明らかとなったが県教委は組織的な責任を認めない。この体質が変わらない限り、先生が増え楽しい学校にはならない。二つのハラスメント、女性への根深い差別的思想を見る。知事の言葉「女性が暮らせる高知」に真っ向から背く実態だ。

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知事「公契約条例」否定

賃金引上げの改革求める
県に、やる気感じず
公共事業の現場で働く人の賃金を適正に確保し、引き上げる為の条例が「公契約条例」です。高知市では全会派が一致で、議員提案し、「公契約条例」が実施されています。
現在、高知の最低賃金は853円ですが、高知市は条例効果で、公共事業の現場では、最低賃金(下限額)が916円です。条例と下限額ルールの下、公共事業の末端労働者まで賃金上げをと、進められています。
知事 「必要性感じない」と答弁
知事は、賃金引上げは必要だとしながら、公契約条例の意義を理解しない姿勢です。

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教育長 ハラスメント責任問われ 「第三者委員会」設置へ

県教委の組織的責任は重大
 土佐清水市の学校現場で起きたハラスメント問題を本会議で取り上げました。
 20代の臨時教員が、教頭から執拗に交際を求められ、また教頭は県教委幹部の名を使い採用試験の口利きをするかの様な手紙を偽装し、さらに被害者を中傷する事案が起きました。
昨年8月末、被害者から相談を受けた校長は教頭を「完全なセクハラ」「訴えられたら終わり」と注意、校長の前で教頭は被害者に謝罪をしていますが、その後もハラスメントは続き、臨時教員は体を壊し病休に、年明け1月、自己都合退職へと追い込まれました。
 
県、発覚後も加害者を学校配置
 県教委は昨年12月1日、市教委から報告を受け「懲戒処分事案」と認識していたにも関わらず、被害者には自己都合退職を進める一方、加害教頭の「降格」の申し出を受け入れ、4月には別の学校に教員として配属させています。
本来、懲戒処分事案なら、解明ないまま学校に戻す事はないとされています。教員不足拍車先生が足らない危機にある時、若い先生がハラスメントで教職の夢を奪われる、こんな理不尽は許されません。世論を!

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初質問に向けて 

ひまわり咲く火曜市へ
牧野富太郎の生涯、朝ドラが気になる朝宣伝。マイク握る手も額も汗がにじむ。
県議会では27日13時から、質問に登壇する予定。住民の願いを県政へぶつけたい。
全国知事会が是正を求めた「全国一律最低賃金」に濱田知事は反対した。
 都会との賃金格差が若者を都会へと流出させているが、賃金引き上げと格差解消が進むかが注目される。
99%の中小零細企業で成り立つ高知。自営業、一人親方の割合も高い高知だ。知事はどう答えるだろう。
新たな問題が増えている、障害者雇用の現場での不当な労働や差別の相談が多くなったと感じる。
賃金未払い、昼休み無し、「制服で出られたらみっともない」との暴言。
違法で悪質すぎるが、労働局は「助けてくれない」と聞く。働く者の最後の砦が働く勇気を奪われた青年や女性たち。
この流れを変えるのは政治の責任でもある。

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当事者なき 「LGBT法」

~少数者の人権を多数の力で曲げる理不尽~

当事者を守る法といえない
 先日、開かれたNGO女性団体の会議(左の写真)で当事者が与党案はダメだと訴えました。与党は「性自認」との文言を削り「ジェンダーアイデンティティ」と、差別をなくす意義を後退させました。
性への理解は今や男女の体や見た目だけでは図れません。個人の尊厳として「自認する性」を法律上、認めるべきです。
少数者への差別をなくすと言いながら、同性婚すら認めない国、公共トイレやお風呂利用のあり方が変わるわけではなく、性自認のを差別をしないという点を明確にした法整備が大事ではないでしょうか。

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マイナンバー・トラブル続出 内閣支持率が急落

他人の医療情報ひも付け 医師たち「直ちに運用停止を」
保険証ひも付け、反対70%超

「ありえんわ!」の市民の声があちこち。
 マイナカードとのひも付け問題では、他人の医療情報や住民票、公金受け取り口座、ポイント還元など7300件を超すトラブルが全国的に多発しています。
保団連の実態調査に答えた医療機関の約6割が「トラブルがあった」とし、別人の医療情報が出されるケースも37件も確認されました。
また、保険証がないとされ10割負担の請求が起きるケースもあり、最悪の事態が続いています。全国の医師たちで構成される「全国保険医団体連合会」は5月29日、記者会見で「重大な事故につながる、直ちに運用停止し、改正法案自体を廃案に」と訴えています。

「暗証番号」管理はできない94%
調査では、カードと保険証の一本化で、高齢者施設側は暗証番号を含む管理できないと答えています。また、内閣支持率は毎日新聞の調査では33%へ、12%も急落しているとの報道です。
欠陥だらけの制度を続けること自体、異常な状況です。例えば、商品トラブルがあれば普通は「リコール」「返品」対象として扱います。
 国のマイナンバーありきの強引な姿勢は大問題であり、立ち止まるべき時です。
 
カード返却の相談窓口を求める
 27日、県議会の質問ではマイナカードと保険証の一体化は中止し、今の保険証を残す事への知事の姿勢を問う予定です。申請窓口があるなら、返却・相談窓口も必要です。
 国「いいなり」でマイナカードを推進してきた県政の責任も問われています。

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高知市 レインボーフラッグ

大空にたなびく、七色の虹レインボーフラッグ。
 高知市は日の丸と市旗しか正面玄関に建てなかったが、最近LGBTQの尊厳を示す旗を掲げた。多様性を尊重する旗が風に吹かれ、新しい時代への動きを感じる。市民の声が社会や政治を動かす、最近は同性婚を認めないのは憲法違反だと裁判所も判決を下した。
一方、日本を除くG7国は同性婚を認めているが日本は認めない、どこまで世界と乖離していくのか。
自分と違う意見や価値観、文化は当たり前にあるもの世界は広い!個人の尊厳に共感できる、よりいい時代へ進みたい。
校則見直しも多様性を認める社会への一歩だと思う。ゴムの形、髪型、下着の色まで指定され従わされる今、学校内外で声を上げ始めた学生達の姿が頼もしい。 
学校にも変化が生まれている、母校・岡豊高校は5月26日に「制服指導時の不適切な確認方法をお詫びする」文書を出した。一人ずつ立たせ制服をまくらせ点検していた。目視でのチェックに改善というが校則の中身も問いたい、理不尽なことはないのだろうか。

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講演会 これからの校則について

高知国際高校・2年生 校則見直し訴える
「自分で判断できる自分になりたい」

なぜ、髪ゴム「シュシュ」がダメ?
 5月、山本宏樹・大東文化大教授による「校則」のシンポジュウムがありました。実態報告では高校生たちが報告しました。
 工業高校では校則見直しを求める声が多く、昨年は生徒会で頭髪について討議「ツーブロックや長いのも許可して欲しい」との声を伝えたが先生からは「これから就職がある、いつ企業面接してもいいように」と言われたとの事です。
また、国際高校では「シュシュがダメと9回先生に呼び出し注意を受けた。わがまま、学校のイメージを悪くしている」と、先生から指摘されたと言います。
 

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給付金のバラマキではなく、安定・安心の子育て制度へ改善を!

鴨田保育園に学ぶ、保育士「配置基準」改善の必要性

保育期、成長の始まり「丁寧さが重要」
 県議会・総務委員会の視察で高知市の鴨田保育園を訪ねました。園長先生は「一人ひとりが認められ遊びや生活を通じて情緒の安定を図り、心身の健康の基礎を培うことが大事、主体的で対話的で深い学びの中で生きる力を育てることを園として目標にしている」と話します。
 年齢 鴨田 国
0歳 3:1 3:1
1歳低月齢 5:1 6:1
1歳高月齢 6:1 6:1
2歳 6:1 6:1
3歳 11:1 20:1
4・5歳 20:1 30:1

現場の努力はもう限界!「給与下げるしかない」・・現実
鴨田保育園は1歳、3歳、4・5歳で保育士配置基準を国以上に改善し子ども達の成長過程を大事にする努力、保育運営をしています。

なぜ、手厚い配置ができたのか。
園長先生は「給与を下げる事も」と、苦渋の選択を話します。
現実は国の基準や支援規模があまりにも貧弱で実態に合わず、結果として、園が保育士を増やす為に給与を下げるしかない状況になっています。一部配置基準が緩和されてはきましたが、4・5歳は特に国基準ができた1948年以来75年間、一度も変わっていません。

すべての子どもに届く支援へ
 本来、国は異次元の子育て支援と言うならば、お金をばらまくのではなく、保育の重要性を再認識し、「質」に関わる配置基準の改善を早急に進めるべきではないでしょうか。

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