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2023.09.17

マジです! 定期テスト、宿題、時間割、細かい校則なし

北海道・大空高等学校 「学びは自分でデザイン」
生徒の声「校長先生が一番話しやすい」

県議会・総務委員会の行政視察で北海道の大空町立・大空高等学校を訪ねました。
町の教育長さんは町立高校が出来た経緯について、学校統廃合の議論が契機に。どうしても、この街に学校を残したいという世論の中、3年間論議し、新設することにしたと話します。現在、大空高校では約100名が通い、4割が県外からの寮生です。珍しい民間登用の校長先生は、学校の特徴について「定期テストなし」「宿題なし」「時間割なし」「細かい校則なし(制服はあり)」「体育祭開催は自由」と説明します。

自主性育つ、国内、海外留学制度も

生徒は週30時間の授業を自分で選び学ぶスタイル、さらに「地域未来留学制度」を活用し、3年間の中で、全国で連携する他の高校へも留学ができます。(高知では嶺北高校)驚いたのは、海外短期留学もできます。どこで、何を、どう学びたいのか。生徒自らが考えプレゼンをして海外留学先を決めると聞きます。

学校が町を存続させる『核』に生徒も先生も来たくなる学校

校長先生に学校設置の苦労をお聞きすると、「例えば、約200人規模の学校が廃校になる事で1億2千万円の経済損失がある事などを市民や議会にも説明し理解を訴えた」、「大空高校が気に入り、道教育委員会を辞め、転勤のない町雇いの講師として決意をして来た先生もいる」と話します。生徒は「県外から来るのは不安もあったが皆が優しくて楽しい」と。将来なりたい自分を描き、仲間と語りあえる環境があるんだと感じました。学生寮では放課後に町営塾が開かれ、学ぶ環境は生徒が話す通り、抜群だと思いました。

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