中村哲さんの言葉の重さ
地震列島日本、自然の驚異を痛感する年明け。
避難所では水が出ない、電気もない、トイレに困る…。
避難所が機能しない状況が報道される中、ある女性は高知の看護師仲間に訴える。帰る家を失い病院に寝泊りしギリギリの命に向きあう過酷な日々だと。物資だけでなく安全な自治体へ逃げる連携も足りているのか心配だ。そして、改めて原発の危険性も浮き彫りになった。
活断層のそば北陸電力志賀原発、地震で不具合が報告され停止中だが「断層に原発」、この考えのない政策を続ける政府。喫茶店で隣のお客さんが「窪川原発を止めて良かった」と話す。先人達の闘いが未来の命を守ってくれている、原発は廃炉しかない。
戦争も同じだ。命を奪うのではなく、命を優先し人間の自由を保障する政治へ、私は力を尽くしたいと思う。
尊敬する医師・中村哲さんがアフガニスタンで残した言葉『彼らは殺す為に空を飛ぶ、我々は生きるために大地を耕す』。まさに、私たちは今をどう生きるか、過去からも未来からも問われている。さあ、どうしますか。