教育長の役割とは
春の風、久万川近くの家には黄色いミモザが満開。
新年度から所属する委員会は「商工農林水産」、ここは県内の産業や労働、経済に関わる委員会である。
市議時代以上に、広く深く労働の現場を知らなければならない。5月から県内を視察で巡る予定だが、新しい現場となる農村や漁村、森林現場にワクワクする。しっかり学び、働く者の声を届けたい。
最後の総務委員会ではまたもや教育長とバトルになった。今議会は教員による児童への、わわいせつ事件の報告があったが発表できたものだけで1年間に8件の懲戒処分事案が起きた。それにも関わらず今回も教育長は記者会見に現れなかった。さらに深刻なのは、性暴力の被害者側に対して、教育長は県教委を代表し謝罪と説明に行ったのかと問うが「行っていません」と軽々答えた。相手に断られたとしても出向く姿勢が心ある対応ではないだろうか。繰り返される、この姿勢を周りが指摘できない組織ならば、悲し過ぎる。
教育行政のトップの役割とは何だろうか。過去に市政においても教育委員会による不祥事は起きてきたが、大事な場面こそ教育長の姿があった。
市町村と県との違いがあるとは言え、被害者に対する姿勢が違いすぎると感じた。
自民党の裏金問題と似ている。秘書を逮捕しても政治家は他人ごと、これで組織が良くなるとは思えない。
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