兵庫県・淡路市 「野島断層」から巨大地震を考える
全国で地震頻発、宿毛市震度6弱 断層地震と原発の危険性
マグニチュード6.8以上想定の断層あり
阪神淡路大地震から29年、この間、行政あげて耐震基準の見直しや避難整備、地域でも自主防災組織や防災士育成など、社会全体で災害に対応できるまちづくりが進められてきました。しかし国の原発政策は推進のまま、放射能汚染の危険性は高まっています。事故がおきれば放射能は、取り返しのつかない被害を人体や地域に引き起こします。
最近、日本は地震が頻発。1月の能登地震、4月は愛媛・宿毛市で震度6弱の地震が起きましたが、どれも断層地震です。
先日、兵庫県淡路市の野島断層資料館を訪ねてきました。改めて日本は断層が多いとわかります。
四国には中央構造線という大規模な断層が伊方原発の近くに存在します。しかし国はいまだ危険な原発を廃炉にしません。
本来、自然エネルギーへの転換を急ぐ時です。
地域で情報共有や連携求める動き
市内のある介護施設では、電気のバックアップに続いて井戸を掘り、水の確保を行う独自努力をしています。一方で自主防災組織を作りたくても町内では手が上がらず困っているとの声も。事業所や団体同士、横の連携が大事だとの意見も出され、関心がある市民が集る場を企画しています。
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