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2024.06.27

高知市 竹林整備 バイオマス

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 バイオマスプラが求められる時代  先日、視察先の県工業技術センターの取組みの中で、重要性を感じたのは竹を活かしたプラスチック製品を企業と共に県が開発し、県内に生産拠点が整備される動きになっている事です。  環境省は2022年4月からプラスチックの資源循環を進める法律をスタートさせました。  2030年までに有機資源由来の「バイオプラスチック」製品を開発、200万トン市場を目指すとしています。また、2035年までに使用済みプラスチックを100%リユース、リサイクルを目指すとしました。これまでのプラスチックに替わる材として、竹に光が当たる意義は大きいと思います。山の荒廃や災害が心配される中で、竹が捨てられる物から環境に活きる材、売れる材へ、価値が高まる事は中山間での仕事づくりにもつながります。 竹切り職人、県内でわずか数人 県内で竹を切り生活している職人は3人で、その内の一人が暮す、高知市の北部を若者たちと訪ねてきました。後継者がいない竹林整備の現実は厳しく職人さんは「売れる竹になる事は重要」と竹林を案内してくれました。 また、竹炭は土壌改良材やCO2の土壌への固定にも有効とデータでも示されており竹炭作りが山で暮らす基盤のひとつになるのではと期待します。

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2024.06.07

政治資金規正法改正案は抜け穴だらけ

紫陽花が咲く道を地域の癒し犬“さくら”が歩く。
すれ違う住民達は我が事に思い、老犬さくらを心配し「がんばれよ」と声をかける。温かさと笑顔をもらう。
一方、テレビでは自民・公明のトップが笑顔で握手しているが、これは裏金問題の幕引きを企てる笑顔なのだ。
組織的に作った裏金で脱税や税金の還付まで行っていたが、自公維新が合意した政治資金規正法案は、裏金の最大の原因である企業・団体献金を禁止しないと言う。
今、国民は出口の見えない円安と物価高騰の中で苦しんでいる、怒りは大きい。国がやるべきは経済を動かすお金の6割の生活消費に繋がる賃上げと正規化を急ぐ時と思うが、中小事業者や労働者をまともに支えず、増税を繰り返している。それどころか税金でせっせと武器をつくり輸出する。札幌市では防衛省自衛隊が自衛官募集のパンフレットを子ども食堂で配布し勧誘していた。
中村哲さんの国会での参考人質疑の言葉を思いだす。アフガン戦争への自衛隊の海外派兵の是非を問われ「有害無益」と大臣を前に発言したが、生きる事を助ける政治をすすめるのが政治の果たすべき責任ではないでしょうか。

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一宮・愛宕 バス路線廃止問題

生活できる新しい公共交通とは

住民=「地元意見を聞いて欲しい」 廃止案は一旦、見直すべき

 とさでん交通は10月にも市のバス路線の一部を廃止する案を示しました。
一宮トーメン団地や高知駅前から愛宕商店街区間が含まれます。
 バスが無くなれば、たちまち買い物や通院に困ると、関係住民は訴えています。
交通は生活の権利です。代替え案としてルート変更やデマンドタクシーなどの可能性を住民と共に考える必要があります。100%税金出資の会社である以上、公共性を尊重してほしいです。行政、県の責任も問われています。

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「半農半X」集落を維持する仕組みづくりを

海外市場 お茶人気 輸出大チャンス

 仁淀川流域にある茶業試験場を訪ねました。高知のお茶の生産現場は多くが急傾斜地であるがゆえに、労働力不足を生んでいます。
高齢化は第一次産業の中で最も進んでいました。年齢構成では30代1%、40代3%、50代10%、60代24%、70代43%、80代以上が19%です。60代以上は全体の86%を占めます。
試験場では有機栽培の技術開発を進めていました。今、お茶は海外市場で成長しており、特に有機のお茶が人気、販売先の主流になっているようです。試験場としても生産者の所得向上の為に、有機への転換や生姜、ゆず、そば、カモミールなど地元農産物とブレンドしたフレーバーティーの開発もしています。生産だけでなく、加工、販売まで考えた取り組みは集落に新しい仕事、収入を生むと期待します。

 仁淀川町・林業現場 移動トイレカー

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女性の林業労働者を支える為に町独自にトイレカーを林業会社にレンタルしていました。また、人手不足の中、デジタル化は、重要だと言います。航空レーダーで伐採前の山の地形や林道の把握などができる様になり、企業の代表は「4日かかる仕事が1日で済むようになった」と話します。一方で機械化にはお金がかかります。例えば木を倒し、枝を切り寸法を測って切り出す作業を一台でこなす機械(ハーベスタ)は数千万円。行政の支援がないと進まないのが現実です。
農林業の共通点は、専業の暮らしが厳しいという事です。「兼業支援」で産業や集落を守る仕組みづくりが必要ではないでしょうか。県の役割が問われています。

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