県主催 若者と議員の座談会
どうすれば若者は政治に関心をもてる?
若者 「政治や議員に距離感じる」
県の選挙管理委員会が主催する、若者と議員の座談会へ参加しました。
県内の高校3年生を対象にアンケート調査が行われ、44校、3,556人から回答が寄せられています。「政治に関心ある」と答えた生徒は45%です。一方、「政治に関心がない又はわからない」生徒は54.7%と、関心がない生徒が多い状況です。
そして、なぜ関心をもてないのか理由について、最も多かった回答は「政治を自分事として感じられない」。二番目は「勉強・部活、プライベートが忙しく政治に関わる機会がない」でした。
関心がない原因、その解決策は何か
議員も入り、自由な討論が行われました。関心を持ち、考え、行動する選挙を若者自身も求めていました。高校生が共通して発言したのは「政治や議員側からの情報発信が若者に届かない」との訴えです。若者はテレビを見ない、情報源はユーチューブ、身近な家族や友達からと話します。今の選挙公報や議会報告のスタイルや内容を改革していく必要が行政や議員側にもあると反省しました。
若者から少子化対策に意見
県の取り組んでいる、結婚の出会いサポート事業について聞くと「信じられない、出会いの場が無いわけではない、お金の問題が大きい、子育てもお金が大変」との意見出され、さらに、「奨学金の返済の為に給与が高い県外へ行く実態」だと訴えがありました。県の政策や予算の優先順位が当事者の若者とズレている所があると実感、見直しが急務と思います。女子生徒の参加の多さは大事な特徴でした。
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