競争と弱肉強食、自然破壊の資本主義は変わる 自民党政治終わらせるカギ示す
女性委員長 誕生に期待の声
志位委員長は議長に就任し、58歳田村智子氏が女性として初めて委員長となりました。党内外から発展を感じるという嬉しい声を聞きます。
私は初めて党大会に参加しました。自民党政治を終わらせるには何が必要か。この疑問に、多様な国民運動を横に広げ世論をつくる事が決定的に重要だと報告がありました。つまり、私達が黙らず声を上げることです。しかし、金権腐敗や「失われた30年」の経済と雇用、ジェンダー平等や食料や気候危機・・なぜ改善しないのか。「閉塞感」の原因は何か。この点について、支配勢力が常に国民同志や世代間に「対立」をつくり、怒りの矛先を権力側に向かわないように仕向けているからです。連帯する力が今一番重要になっています。
若者から期待、党の「未来社会論」
自民党ではダメだと若者たちが気づき、次の社会を模索する新しい動きの中で日本共産党を知り入党する若者が全国的に増えているのです。明らかに、時代や政治の潮目、大きな変化を感じます。
ある保健室の先生の闘い
各地の発言の中で青森県の元養護教諭は「自衛隊に入隊した教え子が自衛隊の制服姿で学校に挨拶に来て『僕は自分で選んで自衛隊に入ったけど、先生たちは生徒に自衛隊を進めないでね』と敬礼して帰った姿が今でも忘れられない」と話し「彼は、本当はみんなと一緒に進学したかったと思う。自営業の両親がお店をたたみ、歳下の兄弟もいて親に負担をかけずに自立できる進路を必死に探したのだと思う」と。そして「私
は党員として、この子たちを戦場に送るわけにはいかない」と選挙出馬を決意。闘う中で県版学力テストも中止させることが出来たと報告しました。自民党政治を変える原動力はこういう現場の声であり、黙ってはいられないと言う国民の怒りのエネルギーなのではないでしょうか。