2024.05.09

未払い賃金を取り戻す闘い

「賃上げどころやないでー」と、未払い賃金を取り戻したいとの相談が現在、裁判闘争になっている。
同じ時代を生きてきた何人もの労働者が立ち上がった。彼らは「底辺の仕事、いつも馬鹿にされてきた」と語る。ある男性は仕事中の骨折なのに治療が遅れ今も肩が上がらず不自由を抱えていた。当初、労働基準監督署へ行くが、まともな対応はなかった様だ、「労働局は会社側の立場だ」と行政の対応を疑問視、強く指摘する。
しかし弁護士との出会いが、あきらめ感から闘う勇気へと彼らを変化させた。皆、口を揃え「すごい弁護士に出会えた」「感謝しかない」と言う。労働者の権利をもっと学び、同じように苦しんでいる人の相談にのれる様になりたいと話す彼らの姿に、私自身も励まされる。
勉強する事の本当の意味、エネルギーは、成績の優劣を競うものではないと確信になる。安く長く働かせることで利益を増やすのが資本家の本質であり、ここにルールがなければ労働者は奴隷化してしまう。
彼らの裁判は、ある意味、人間性を取り戻す闘いなのだ。

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学校が楽しい声

地域を訪問する中で「中学校が楽しい!」との声を聞いて、久しぶりに嬉しくてたまらない。保護者はもちろん、高知市の先生も教育委員会も聞きたかった声と思う。小学校を卒業し進学したばかりの少年は、友達が出来たことを凄く喜んでいた。この先どんな壁が現れても、友との思い出は、彼を励ますだろう。そうなって欲しい。
 35年前、自分が中学生の時を思い出す。女子バスケ部で、走って跳んで、失敗しながら笑って泣いて挑戦する、毎日が一瞬に過ぎた。昨年末には、久しぶりにミニ同窓会をしたが、普段は合わないのに顔を合わせると蘇る、今でもすぐにチームを組んで試合に挑めそうな絆があった。来年は50歳記念の大きな同窓会がある。再開を約束し笑顔で別れたが、学校とは同じ故郷、同じ時代を生き、助け合った場所、そういう大事な所なんだと。。効率性や弱肉強食とは真逆の世界だった。今の学校でもAI・パソコンだけでなく、人と人が関わりあい生きていく力を育む、教育の質は進歩したのだろうか。
 

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2024.04.08

人生の運転手は自分 賃上げへ

ホーホケキョ♪うぐいすが鳴く北山。一気に桜は満開。比島の交通公園や城西公園の桜の下へお花見に。春休みもあってか子ども達で大賑わい。ある花見の席には賃上げや非正規と正規の格差を無くせと闘い、人生で初めてストライキをしたという40代のグループがあった。
ストライキは一人でもできると聞いて、二人で頑張ったと言う、その中で理不尽な言葉を浴びせられたと「お前らが休むと周りが困る」「正規と非正規の格差は当たり前」だと。
 賃金アップも長時間労働の規制も育休も、どれもが労働者自身が訴え続けて改善を勝ち取ってきたものだ。
その背景には、低賃金や長時間労働の末に命を落とした若者たち、家族の存在を思い出してほしい。
声をあげ世論を広げ、交渉する中で改善をさせてきた歴史を・・。
花見する彼たちの闘いは世論の後押しもあり、月6,000円の賃金アップとなったのだ。大きな拍手が響いた。
人生の運転手は自分。困難を切り開く力は、誰もがもっている。
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教育長の役割とは

春の風、久万川近くの家には黄色いミモザが満開。
新年度から所属する委員会は「商工農林水産」、ここは県内の産業や労働、経済に関わる委員会である。
市議時代以上に、広く深く労働の現場を知らなければならない。5月から県内を視察で巡る予定だが、新しい現場となる農村や漁村、森林現場にワクワクする。しっかり学び、働く者の声を届けたい。
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 最後の総務委員会ではまたもや教育長とバトルになった。今議会は教員による児童への、わわいせつ事件の報告があったが発表できたものだけで1年間に8件の懲戒処分事案が起きた。それにも関わらず今回も教育長は記者会見に現れなかった。さらに深刻なのは、性暴力の被害者側に対して、教育長は県教委を代表し謝罪と説明に行ったのかと問うが「行っていません」と軽々答えた。相手に断られたとしても出向く姿勢が心ある対応ではないだろうか。繰り返される、この姿勢を周りが指摘できない組織ならば、悲し過ぎる。
教育行政のトップの役割とは何だろうか。過去に市政においても教育委員会による不祥事は起きてきたが、大事な場面こそ教育長の姿があった。
市町村と県との違いがあるとは言え、被害者に対する姿勢が違いすぎると感じた。
自民党の裏金問題と似ている。秘書を逮捕しても政治家は他人ごと、これで組織が良くなるとは思えない。

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農業と火曜市

火曜市で桃の花と黄色のチューリップを買う。
隣のお客さんが「お雛様に合うねー」と。青空のもと上町の市には、みずみずしい野菜や花、笑顔が並ぶ。
 一方で高知でも特産の一つ、梨が危機にあるのだ。葉っぱが枯れた様になる「火傷病」が広がっている。
原因は中国産の梨花粉、国は輸入を停止した。農林水産省によると、2022年に輸入された中国産の梨の花粉は606kgあり、輸入の梨の花粉の9割が中国産という。高知でも約150戸の梨農家が全国と同じく困っている。1kgの花から採れる花粉の量は、たった10g(オクラ一本が8g)。国は自前で花粉を集めてと呼びかけるが、その労力は計り知れない。千葉県では花粉の採取機やミツバチの確保へ協議が行われているとも聞くが、何もかも輸入頼み、担い手がいない農業にしたのは誰か。国の農政が根本から変わらなければ食糧難の国になる。今、農業基本法の見直し議論がされているが、有事の時に国が花農家にも芋を作れと命令できるとあり、従わなければ罰則。 
戦争準備の政治はここまで来たかと、危機を感じる。

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2024.02.16

菜の花

菜の花が揺れる。よく足元を見ると朝日の刺激で、膨らんだフキノトウ。小さいのに硬い土を破る植物の生命力に感動。弱くても押し続ける先には・・政治も変わるかな。春よ来い。
先日、小津高校で県議との交流会があり、初参加。学生たちが地域課題の解決策をグループで考え調査、発表する。80テーマの内、地域交通と地域防災が取り上げられた。素晴らしいのは、お年寄りや障害者、子ども達が困っている現実に向き合っていること。
ケアする(人間生活を支える)のは、他人ではなく自分であると考え動く力をもっている、ここに10代の温かさと希望を感じた。でも、本当は「自分たちの未来」「学校改革」「世界」自由への渇望を広く考え、対話する時間も欲しかったのではないだろうか。
彼らが社会に出る今の時代は、労働や結婚、子育てへの価値観は変化、前進し、より政治の遅れを浮き彫りにする。
社会の変革者、リーダーは昔も今も若者だろう。若者の声を、女性の声を私たちはもっと聴こう!

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自民党「裏金」と脱税

梅が咲く、春が近くに。神戸大学院法学部・上脇博之教授は時の人。パーティー券の裏金問題を刑事告発した人。最近、出版したばかりの「なぜ政治とカネを告発し続けるのか」という著書を読んだ。教授は憲法学者でもあり、その憲法からの視点は勉強になる。
パーティー券であれ企業が買えば株主の政治思想等を侵害する企業献金と言えるため憲法違反と解する事ができると言うが、現行の政治資金規正法では一部しか禁止しておらず、全面禁止が憲法上妥当だと言う。
さらに、税金をいろんな結社がある中で政党にだけ国庫補助する「政党助成金」も違憲、憲法上正当化できないと書いている。金権汚職事件等がクローズアップされた1994年の政治改革の際に解決のために導入された制度だが、今なお年間約300億円を超える税金が日本共産党を除く政党に配られている、もう止める時だ。
先日の国会で岸田首相は、収入不記載の追及を受け「銀行口座に預けているから裏金ではない」と答弁。反省も問題認識もない。不記載=裏金は脱税です。

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2024.01.22

中村哲さんの言葉の重さ

地震列島日本、自然の驚異を痛感する年明け。
避難所では水が出ない、電気もない、トイレに困る…。
避難所が機能しない状況が報道される中、ある女性は高知の看護師仲間に訴える。帰る家を失い病院に寝泊りしギリギリの命に向きあう過酷な日々だと。物資だけでなく安全な自治体へ逃げる連携も足りているのか心配だ。そして、改めて原発の危険性も浮き彫りになった。 
活断層のそば北陸電力志賀原発、地震で不具合が報告され停止中だが「断層に原発」、この考えのない政策を続ける政府。喫茶店で隣のお客さんが「窪川原発を止めて良かった」と話す。先人達の闘いが未来の命を守ってくれている、原発は廃炉しかない。
戦争も同じだ。命を奪うのではなく、命を優先し人間の自由を保障する政治へ、私は力を尽くしたいと思う。
尊敬する医師・中村哲さんがアフガニスタンで残した言葉『彼らは殺す為に空を飛ぶ、我々は生きるために大地を耕す』。まさに、私たちは今をどう生きるか、過去からも未来からも問われている。さあ、どうしますか。

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2023.12.23

今年もお世話になりました!

師走!今年も最後のニュース、毎週ニュースを配って頂き、また読んでくださる皆さんに、心から感謝です。
選挙づくしの一年、県議会では四万十市、土佐清水市や大豊町、芸西村など西へ東へと。視察先でみる新鮮な街並み、暮す人々の姿。仕事のエリアが広がった事実に目を丸くする日々。議会では男性議員から机を叩き怒鳴られる騒ぎもあった。担当する総務員会では、教育長が「私は学校現場出身」と述べるが、ハラスメントや教員不足、いじめ不登校で改革の必要性を問うも変化なし、意欲すら感じないのだ。改めて現場が分らない所、それが県教委なのかと悲しくもなった。どの分野も共通点は「現場わからず前進なし」と思う。私自身、謙虚さをもって暮らしの中で仕事を見つけたい。12月議会で取上げた切実な声。24時間365日、人工呼吸器が必要なお子さんを育てるお母さんの災害時の電源確保を願う声。県の奨学金の対象基準が厳しく進学できないと苦しむ親子。もっと聞きたい、もっと知りたい、届けたい!

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2023.11.29

濵田知事の「殺さなきゃ」発言

 知事選挙の夜明け、高知新聞は濵田知事との対談記事を載せた。岡﨑誠也市長が米田知事候補の集会に参加した事にふれ「喉元にあいくちを突き付けられた」ときつく批判した事を問うた。知事は「選挙は戦い、殺さなきゃ殺されるっていう世界だから、最低限の自己防衛をはしないといけない。多少過激だったかもしれないが」と答えた。政治の場であれ暴力的であってはならない。民主主義の形として、意見が違っても論戦を交わし政策を作り上げていく場であるはず。自分と違う意見のものを「殺す相手とみなす」知事の思想は、県全体を納める者、県民の命を守る者として、あるまじき言動ではないか。
 中東・パレスチナやイスラエルでの戦争、その映像は血まみれの人々、破壊された街、誰もが戦争や暴力を憎み、非暴力を祈り、声を上げている。その最中の知事の「殺さなきゃ」発言。多様な意見を持つ県民を分断し、敵視までする姿勢は、高知県民のリーダーと言えようか。政治評価以前の重大な問題だと思う。

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